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秋分の日

秋分の日

九月二十三日は一般のお彼岸の中日にあたる秋分の日に天皇陛下が皇居内の皇霊殿(こうれいでん)において神武天皇をはじめとする歴代の天皇・皇后・皇族方の御霊をお祀りする「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」が執り行われます。

秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」となっていますが、昭和22(194...7年)までは秋季皇霊祭といいました。歴代天皇、皇族の霊が祭られている三殿の「皇霊殿」で行われるのが「皇霊祭」で一般のお彼岸の先祖供養にあたります。天皇陛下がお告げ文を読み上げ、皇后陛下、皇太子殿下、皇太子妃殿下が拝礼します。100を超える歴代天皇について命日ごとに祭儀を行うのは大変ですので、春と秋の2回にまとめて皇霊祭として行われるようになったといいます。

それからこの日は御神楽「東遊」が学部によって奉ぜられます。これは第二十七代安閑天皇(531年-535年)の頃に駿河の有度浜(現在の静岡県三保松原)に舞い降りてきた天人の姿を象った(かたどった)舞とされています。

皇霊祭は江戸時代は仏式で行われていました。明治以降に神式になっています。この日はあわせて神殿祭というのも行われます。神殿祭は三殿の「神殿」で行われるもので、神殿に祭られている国内のさまざまな神の神恩に感謝する祭儀です。これも天皇陛下がお告文を読み上げ、皇后陛下、皇太子殿下、皇太子妃殿下が拝礼します。

天皇陛下は年に30以上の祭祀を行われ、国民の安寧と五穀豊穣を祈られます。既に陛下はご高齢な上に、大変な激務をこなされています。11月23日の新嘗祭では硬い板の上に座布団も敷かずに2時間も正座しなければなりません。陛下は新嘗祭が近づくとテレビを見ながら正座の練習をして臨まれているといいます。

日本は聖徳太子の時代に「ウシハク」という豪族が民衆や領地を私物にして支配することから脱し、「シラス」という天皇が民衆のために公平に国土を治めるという優れた統治形態に移行しました。天皇は公的統治の理念上の体現者であり、民を「大御宝」として大切にし、民の安寧のために祈られます。そして民は天皇を信頼し、尊敬し、これにより天皇の権威は支えられ、安定した社会を築くことができます。天皇を中心においた「支配なき自己統治」という優れた国体でありましょう。このような国を残してくれた祖先に感謝、天皇陛下に感謝です。

以上について多くの方に知ってもらいたいので、2日遅れてシェア致します。

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