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2014年8月

終戦の日

815日、終戦の日

「終戦の日」


   昭和20年8月15日は天皇陛下による玉音放送が流され、、日本の戦争行為が停止をしました。後に引揚者給付金等支給法で、8月15日を終戦の日としたため、「終戦日」となりました。さらに昭和38年(1963年)になって、8月15日に全国戦没者追悼式が行われ、戦歿者を追悼し平和を祈念する日となり、今日の「平和祈念日」の形なったようです。

「戦没者追悼の平和祈念日について」

 話は前後しますが、第2次大戦において亡くなられた人を追悼し平和祈念のため、日本政府が昭和57年4月13日に「戦没者を追悼し平和を祈念する日」を8月15日と決定しました。戦没者式典は、終戦記念日が死者を供養すべき日をお盆と重ねて、日本の風習に合わせたかのようです。最近、式典が内向きになり、亡くなった日本人のことや平和を願うを思う比重が高まってきていると感じています。
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「沖縄における終戦の日」

 実際に唯一地上戦が行われた沖縄では、6月23日に組織的な日本軍の抵抗が終結したため、沖縄県では6月23日を慰霊の日とし、休日としています。本来、米軍による沖縄制圧は6月30日に完了し、沖縄戦の終結宣言は7月2日でした。さらに、南西諸島守備軍が、9月7日に降伏調印したことから、沖縄県の公式慰霊施設「平和の礎」では、沖縄戦終結の日を9月7日としています。沖縄において8月15日は終戦の日ではありません。

「日本にとっての敗戦の日」

 正式の戦争終結は9月2日を待たねばなりません。8月15日は戦争が終わった日ではなく、戦勝国には9月2日が対日戦勝記念日、つまり戦争が終わった日です。戦争が終わり日本人が負けた日なのです。「終戦」と言うあいまいな言葉が今の日本の状況を象徴しているように思います。「終戦の日」では精神や考えが曖昧になり、克己心が芽生えにくいと考えます。負けたことをはっきりするため、9月2日を「敗戦の日」とし、次に勝つ努力の継続が今の日本人に必要に思えます。

「海外は対日戦勝記念日」

 ちなみにイギリスでは、一般に8月15日をV-J Day(対日戦勝記念日 )としています。アメリカ、カナダのV-J Day は9月2日です。トルーマン大統領は、ポツダム宣言に調印した9月2日を V-J Day としたようです。フランスは、2000年9月2日に、対日戦55周年を記念する式典がでおこなわれました。旧ソ連ではV-J Dayは9月3日で、降伏文書に調印した1945年9月2日の翌日に、対日戦勝記念祝賀会が行われたため、ロシアでは、そのままV-J Dayとしています。中国も、ロシアと同じ、9月3日を抗日戦争勝利の日としています。旧日本帝国であった、台湾は、抗日戦争勝利の9月3日を軍人節としています。過去日本であった韓国は8月15日を光復節として、日本植民地解放を祝う日となっています。今年は中国と共同で戦勝記念を行う話が出ています。

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原爆使用の正当化

原爆神話は勝者の物語

今日、8:15で広島に原爆が投下されて69年が経ちました。被爆体験者の平均年齢も79,4歳となったようです。人々の記憶風化が危ぶまれるほど時間が経ちました。

  今日の式典には、キャロライン・ケネディ米国大使が参加されます。このアメリカでは、原爆使用が正当化されていることを皆さんはご存知ですか。戦勝国の物語、つまり勝者の物語として原爆神話は広く信じられています。

「原爆使用の正当性について」

 広島・長崎の原爆使用について、アメリカの教育現場では、原爆使用の正当性を教えています。原爆使用正当性については「100万人を超える米軍兵士の無駄な死を救った。」としてています。実際にアメリカの高校の授業現場でヒアリングした際、日本人留学生以外全ての生徒がこの意見に賛同していました。被爆国の日本人から見ればひどい説明(言い訳)ですが、これが勝者の論理なのでしょう。

「正当化行為が歴史を創る」

 本来許されない原爆使用という非人道的行為をアメリカ軍が正当化するため、繰り返しになりますが、「100万人を超える米軍兵士の無駄な死を救った。」なる神話を創ったのです。この類は、今に始まったことではありません。あえて言えば過去の歴史は、勝者の論理で書かれているのです。今教えられている歴史の話の大半は勝者の物語なのです。いつの世も戦勝国側の正当化行為が歴史を創リます。

「原爆神話の果て」

 勝者の正当性を語る物語を戦勝国側がやめることはとても厳しい。日本が思うほど、世界は甘く有りません。残念なことながら、やがて人類は原爆神話の物語により、人類は原爆使用の日を迎えるでしょう。

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