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時間外労働価値

残業代支払 1,5倍論について

「労働者 権利と義務」

 時間外労働支払いについての話が増えています。時間外の割り増しを現在の1,25倍から1,5倍にすることの是非を18日の朝もNHKで論じていました。私が感じたことですが、この番組では、義務に対する話題が出ていないようでした。働いた時間分の賃金をもらう権利の議題が中心で、その時間に為し得た成果の評価を判断する人、つまり経営サイドの意見は出ていないように思われました。1,5倍にすることでの義務はなにか、論じられませんでした。片手落ちです。

「頭脳労働は時間の長さで仕事を評価できない」

 通常、ホワイトカラーのルーティン仕事でも、個々の業務遂行効率差があり、時間の長さだけで、仕事量が同一にはなりません。これが、営業の新規受注になると更なる個々の業務差が現れます。さらに大規模なプロジェクト等の受注では、労働時間の長さと仕事成果はあまり連動していません。頭脳労働は時間の長さで仕事を評価できない問題に触れていませんでした。

「労働者の義務」

工場のライン作業等、労働時間の長さが成果とつながるような仕事においては、長時間労働規制の考えにマッチします。超過労働対価を1,5倍として会社に払わせる権利を法律で労働者に与える論議もある程度理解できます。が、頭脳労働において超過労働対価を1,5倍とすれば、ゆっくりと仕事をすれば、成果は下がるが、手取りが増えることになります。会社はそのリスクに現行法では対処ができません。よって、期待に答える仕事成果が出ない人は、会社がいつでも「首を切られる」ことを受理する義務があると考えます。

「日本の現行労働法では人が雇用しにくくなる」

イタリアではさらに厳しい法があり、、会社が人をやめさせることが非常に困難です。このため、企業では実績のない新人を雇用しにくいのです。このため、若年労働者は、雇用しない傾向が顕著で、大学を出ても就職できない状態です。今年は景気回復期待があり、日本の大卒内定が95%近くに達したようですが、残業代支払 1,5倍論で、また環境が変わってきます。問題解決のためには、労働者の義務を明確にして、問題が大きくなないようにすべきです。

 

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投稿: Johna624 | 2014.05.26 08:41

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