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終戦の日

8月15日は、終戦の日

「終戦の日」

昭和20年8月15日、天皇陛下の玉音放送による国内向け終戦宣言をしました。後日この日を引揚者給付金等支給法で終戦日とし、昭和38年になって、8月15日に全国戦没者追悼式が行われ、戦歿者を追悼し平和を祈念する日、「終戦の日」になったようです。これ以降毎年8月15日に戦没者追悼式が行われています。

「沖縄戦終結の日」

第2次大戦で地上戦が行われた沖縄では、昭和20年6月23日に組織的な日本軍の抵抗が終結したため、沖縄県では6月23日を「慰霊の日」、休日としています。ただ、米軍による沖縄本島制圧は6月30日でしたが、沖縄戦の終結宣言は7月2日となりました。また、南西諸島守備軍が、9月7日に降伏調印したことから、沖縄県の公式慰霊施設「平和の礎」では、「沖縄戦終結の日」を9月7日としています。沖縄において、8月15日は終戦の日ではありません。

「戦没者追悼の平和祈念日について」

第2次大戦にて亡くなられた人を追悼し平和祈念のため、日本政府は昭和57年4月13日に「戦没者を追悼し平和を祈念する日」を8月15日とすると決定しました。戦没者式典は、終戦記念日が死者を供養すべき日をお盆と重ねたようです。この日、平和を祈ることは当然ながら、世界の人々や情勢を考慮し、もっと外に目を向ける日にしたいと願います。

「対日戦勝記念日」

イギリスでは、8月15日をV-J Day(対日戦勝記念日 )としていますが、アメリカ・カナダ・フランスのV-J Day は9月2日です。トルーマン大統領は、ポツダム宣言に調印した9月2日を V-J Day としました。2005年、カナダは戦勝60周年を記念して、「Victory 2-9-45」と刻印されたメープルリーフ銀貨を発行しました。フランスは、2000年9月2日には、対日戦55周年を記念する式典がでおこなわれました。旧ソ連ではV-J Dayは9月3日で、降伏文書に調印した1945年9月2日の翌日に、対日戦勝記念祝賀会が行われたため、ロシアでは、そのままV-J Dayとしています。中国も、ロシアと同じ、9月3日を抗日戦争勝利の日としています。旧日本帝国であった、台湾は、抗日戦争勝利の9月3日を軍人節とし、日本植民地解放を祝う日となっています。

「終戦の日は、日本敗戦認知の日」

終戦の日に戦争が終わった日ではなく、戦勝国には対日戦勝記念日が終戦の日であり、勝利を祝う日です。8月15日は日本が負けを認めた日なのです。「終戦」と言うあいまいな言葉が今の日本の状況を象徴しているように思います。「終戦の日」では精神が曖昧になります。負けたことをはっきりするため、「敗戦の日」とし、次に勝つ努力や克己心の継続を促すことが日本人に必要に思います。

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