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中東から見る日本

尊敬されない日本政治家

「中東に石油資源輸入の90%を頼る日本」

 中東において日本は対米追従が目立ち、石油資源輸入の90%を頼る日本はこの地区で国家としての尊敬度が低いそうです。以前某大手商社で17年にわたり中東に在住し、総支配人までされたK氏の話を記載します。

 K氏は対イラク戦の直前時期に超党派による行動として、中曽根康弘氏・小池百合子氏・羽田務氏3者にてフセインと会ってくる独自外交を以前強く提案したそうです。しかし、時の総理大臣小泉氏とは派閥が違う、党派が違うと言う内向きな理由をもって実施されなかった。タイミングを逸したと言っていました。最終的にはアメリカに追従する国とはいえ、実施されていればアメリカのイラク開戦前に中東各国には日本のアイデンティティを示すことが出来、イスラム社会に日本の意思が伝わることになったと考えています。あわせて、国内に対しても独自外交による国家意識高揚が図れたと思います。

「日本はローマ帝国の末期の内向き政治」

 歴史的に見ると、パルティア(現イラク地区)に対してローマ帝国皇帝コモディスが不要な戦いを仕掛け、結果的にはササン朝ペルシャ(現イラン地区)の興隆原因を作りました。このペルシャの興隆がローマ帝国の豊かな地区を失う原因となり、結果ローマ帝国が滅びる道を歩んだのです。皇帝コモディスの父親はローマの五賢帝マルクスアルレイウスであり、ブッシュ親子に重なるものを今も感じています。

 日本の政治情勢は政治村の駆け引き優先されたローマ帝国の末期の内向き政治状況に類似しています。日本の首相が思いのままに動ける外交制度を心から望みます。そうすれば、今後の中東対応は実りあるものになるでしょう。

「強い外交が出来る議員選出体制が今の日本に必要」

 以前海外で言われたことが頭に残っています。日本議員は優しく紳士なので好きだが恐くなく尊敬できない。アメリカ議員は尊大だが怖く尊敬できる。尊敬を得るためには外交で強面が必要なのです。外交を強くするには、選挙の影響を受けにくい上院制度が必要と思います。末期のローマ外交にならぬ、強い外交が出来る議員選出体制が今の日本に必要です。

尊敬されない日本政治家では国家が立ち行きません。

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コメント

日本語には、時制がない。
未来時制がなければ、未来社会の建設計画もない。
無哲学・能天気であっては、しゃべることなど何もない。

だが、実際には、やかましくしゃべっている。
消去法の達人たちは、’ああでもなければ、こうでもない’ と力説して相手にからんでいる。
‘空論の持ち主である’ と決めつけて、あざ笑って撃退する習慣もない。言論にけじめがない。
だから、この国に不毛の議論は絶えることがない。
まさに、歌詠みの国である。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/

投稿: noga | 2012.10.15 13:31

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