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グローバリストとローカリスト

国家感の違いによる危機

「世界の政治対立は今、グローバリストとローカリストの軸に変わりつつある」

 ローカリストとは、自分の生活を優先し、世界の情勢を見ない傾向の集団と定義されているようだ。グローバリストとは、世界の情勢や過去の歴史や現在の地球環境から見て、最終的に自分の生活を見る集団と考えられている。世界中、この2つの軸が政治的対立を呼んでいるようだ。

「地方分権と中央集権」

 ローカリストにとって、行政の意思決定機関が身近であるほど、心地よい判断が出ると考える。つまり、地方分権推進向きか。グローバリストにとって、世界と渡り合うには、国論を1つにして、自国の権益を守ることが重要と考える傾向、つまり中央集権になろうか。しかし、第二次世界大戦前、中央集権国家であったフランスは、「通商、外交、防衛」を蔑ろにして、ナチスドイツに、わずか1日でマジノ防御線を突破され、パリはドイツ軍に占拠された経緯をもつ。中央集権がグローバリストとはいえない証明である。

「個人権利と義務から」

 日本は今、個人権利の主張が相当にされている。権利に対する義務が納税だけに感じる論争が広がっている。納税はローカリストにとって最も重大な議題である。グローバリストにとっては、国家の安全を省みない論議に思えることだろう。グローバリストの多くが個人の義務は国家防衛であり、外交での権益強化であるからだ。今の日本は中央主権ながら、国家防衛を忘れた1930年代のフランスだ。当時、フランスは少子化、人口減少を経験し、人的投下をぜす、要塞建築で国を守ろうとした。今の日本が、艦船や戦闘機にすがるイメージと重なる。

「国家の仕事について」

 ローカリストにとって、国の仕事は生活を守り、安心安全に暮らせるサービスを行う行政組織である。グローバリストにとって、国の仕事は、「通商、外交、防衛」である。今の日本はローカリストの声が強く国家防衛意識が薄い。政治論も国家の仕事については片手間と思う。このままではやがて、第二次世界大戦時のフランスと重なる日が来るように思う。

 

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