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ゲルマン民族とプロテスタント

ゲルマン民族の反撃

「キリスト教がローマ支配者に」

 313年、ミラノ勅令をもって、キリスト教はローマ国教となった。そしてキリスト教の司祭が支配者階級となり、ローマ支配の権力を握っていった。その結果、支配者地位を奪われたローマは皇帝になる人物が居なくなったため、476年、西ローマ帝国が滅びた。そしてここからキリスト教が支配する中世が始まった。

「カソリックはローマから長髪のガリア人まで」

 カソリックとは、三位一体論をもって統一されたローマ国教のキリスト教を言う。そのカソリックが、西ローマ地域を1000年に亘り支配していった。当時ローマ支配地域であった「長髪のガリア人」といわれたフランスまでは、早期にカソリックに支配された。

「ルターの宗教改革はゲルマン民族の反撃」

 ローマ時代にローマから支配を受けなかったゲルマン人は、1000年の間に徐徐にカソリック化されたようだ。しかし、魂のどこかで、自分たちのアイデンティティを隠し持っていた。そして、中世末期になると、聖職者の堕落を契機に、カソリックとの分離を進め、プロテスタントが誕生したと言えよう。マルティン・ルターの宗教改革は、ローマ支配に対するゲルマン民族の反撃なのだ。

「物語りは続く」

 宗教とは、人が織りなす物語である。今も綿々と続いている。それゆえ、これからの世界に新たなる反撃が出るであろう。プロテスタントに続く物語に期待する。

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