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水について その5

逆浸透膜(Reverse Osmosis)を使った純水、RO水について

「水浄化のしくみ」

 セディメントフィルターは大きな不純物をろ過をする。主ににごり、カビ、錆、各種沈殿物を除去。続いてプレカーボンフィルターは分解されにくい化学物質、有機物質などを除去する。対象は塩素化合物、トリハロメタン、各種有害物質等。そしてRO膜(逆浸透膜を以後RO膜と表記する)フィルターで0.1ナノメートル以上の微生物、有機化合物質、重金属等を除去する。ウイルスや重金属が対象となる。多段階処理で徹底的に不純物を取り除くことが水の浄化手順であり、この成果で出来た水を「純水」と言う。

「RO膜は放射性物質をも濾しとる手法」

 5/23の「水の安全」にも書いたが、放射性物質を除去できるフィルターがRO膜フィルターである。通常のRO膜は、0.1ナノメートル以上の物質を濾しとる。原発事故で放出され問題となっている放射性ヨウ素の分子サイズは0.2ナノメートル、セシウム分子は0.6ナノメートルだから、RO膜フィルターならほぼ除去できるようだ。

「人気のRO水」

 RO膜を通した水は一般に、RO水またはRO純水と呼ばれている。震災以降引っ張りだこになっているガロンボトルの宅配水も水道水をRO処理した水、RO水が多い。

「RO水の弱点」

 RO膜は、微生物はもちろんウイルスも通さないため、作りたては無菌といっていい。しかし、消毒成分である次亜塩素酸(一般にはカルキと言う)等も除去してしまうため、後から微生物が入ればすぐに繁殖しやすいという欠点がある。RO水は飲む前に作ってすぐに飲むのが安全といえる。

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