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日本の製造業

低コスト品は日本国内で作られない。

「日本人は低付加製品を買わない」

 良いモノを使っている日本人は、低付加製品をあまり買わない。その上、品質要求は高く、価格競争も厳しい。そんな中、日本では人口が減少し、購買力が下がりはじまる。世界競争が厳しい現在、メーカーは新製品を創る際、当然低コスト商品に力を入れる。日本で低コストな低付加製品は売れる可能性が少ないので、日本での新商品投入は減る傾向だ。

「トヨタの新型車、エティオス」

 たとえば、インド向け戦略車エティオスは、日本人に売ることを考えていない車である。エティオスの累計受注台数は1月、2万2000台を突破したと発表され、1月は1651台が納車されたようだ。この車、インドでの部品の現地調達率を90%にするらしい。現地雇用も既に2000名を超えているようだ。トヨタが満を持して、作り世界販売を開始した車は、日本の外で作り、外で売る方式である。

「世界ではコストが最優先」

 車。新興国では中古車の日本車がこれまで人気であったが、移動するための品質は十分に成った現在、より性能が上がった低付加価値の新車=起亜等の車を選ぶことが増えてきた。新興国では中古の高付加価値より、新品の必要条件を満たした車を選ぶ傾向が強まっている。つまり新車は必要機能を最低限備えた安い車が重要な条件となってきた。

「日本のコストでは作られない」

 自動車部品コストの差が少ない現在、安い製造コストが重要である。重要な製造コストは人件費となる。そのため、安い人件費と社会保障費の国で作ることになる。日本では、人件費や社会保障費が高く、最終製品を作ることが困難と成ってきた。きっともうすぐ車も日本では作られなくなる。これはあらゆる製造業に影響するだろう。製造業は日本を通り越す時代となりそうだ。

 

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