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ソフトバンクの限界

通信設備の不足とSIMフリーがソフトバンクを襲う

「だんだん通じにくくなる」

 ソフトバンクは販売戦略が優秀で、国内で順調にシェアを伸ばしている。「ただとも」等の手法に乗った法人契約も目に付いてきた。しかし、新規設備の投資原資が不足していて、田舎ではエリア拡大も出来ず、つながりにくい状況になってきた。現在は不足回線をNTTから借りる状況だ。

「個人の端末を社債担保に?」

 皆が個人で購入しているソフトバンクの端末はソフトバンクの契約を解除すると、端末機能が使えなくなる。これは皆が個人で買った端末を他社に移せなくすることを社債発行の保証に組み込んでいるから起こる事態である。個人が買った端末がソフトバンク私企業の社債保証に入っているに等しいことなのだ。

「SIMフリー(SIMカードの自由化)に対応できない」

 ソフトバンクは端末移動制限を使い社債保証を受けている。そういった状況で、SIMカードを他社端末で同様に使えることを認めれば、社債の保証が無くなるようなものだ。それゆえ、ソフトバンクはSIMフリーが出来ない。世界の通信自由化の中、旗頭の孫社長が自由化を阻害する事態になっている。

「4月からNTTドコモはSIMフリーを原則実施」

 NTTドコモは今年4月からする予定で、これが実施されれば、どの端末も自由にドコモで使えるようになる。つまり、ソフトバンク以外で購入されたアイフォン4でドコモ回線を利用できることになるはずだ。ソフトバンクは厳しい環境に追い込まれる。

「NTTドコモ1社集約?」

 世界の通信競争は熾烈である。今の設備規模や技術において、日本はNTTに集約されていくのだろうか。孫社長にはぜひ頑張って欲しい。が、個人購入の端末利用制限をせざるを得ないビジネスモデルでは、今年のアンドロイド端末競争に負けてしまう。

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コメント

何かあるごとに叩かれてしまいますね、ソフトバンク。NTTが強すぎる! ユーザーですので動向が気になるところです。

投稿: はる | 2011.01.11 15:35

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