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家電製品の純輸入国化

家電はかつての外資稼ぎ頭

「車環境の変化」

 KIA等韓国の車がアジアで席巻している。つい最近までは日本車の中古車に人気が集まっていたが、ここ1~2年で急激に環境が変わった。新車の性能が中古車を上回り、かつ日本車の半値程度。日本車は下取りが良いことで人気が高かったが、これが壊れている。また香港やシンガポール等のタクシーはほぼトヨタであったが、現代やKIAに押されて、半分程度になっている。日本車優位は崩れだしている。

「内で作って外で売ることが製造の基本」

 車は明らかな品質向上が減った。そのため、韓国の車の品質が見劣りしなくなった。この原因の1つは、日本車メーカーが外で部品を買い、外で作っているからであろう。日本の中小企業の部品はすばらしく、この差が価値の差であったものが、価格だけで切り捨て、海外企業に取引をシフトした自動車メーカーは海外で差別化できなくて当然であろう。

「高付加価値最終商品が通じない」

 最終製品における高付加価値は新興国では通じない。日本も購入能力が落ちている。そんな中、独自製品を持つ日本部品メーカーが世界で今だ相当な優位性を保っている。高付加価値により、製品価格を下げることが出来るからと見る。ドイツでも、ロバート・ボシュ社が絶好調と聞く。

「家電はアッセンブル商品と化した」

 優秀な部品・パーツを買って組み立てるだけのアッセンブル商品となった電子機器や家電は、日本の人件費では海外勢には太刀打ちできない。かくして日本で作らないのではなく作れない状態になった。そして家電製品の純輸入国化となった。もうすぐ車もそうなるだろう。どんな高付加価値を作り、使うか。日本の行き方が問われる時が来た。

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経済・政治・国際(時事)」カテゴリの記事

コメント

日本とドイツは何かと似ていますね。パソコンのソフトなども、昔はドイツ製が意外と多かったです。同じ資源が少ない国、やはり技術や教育を大切にして勝負していかないとダメでは?と思える出来事です。

投稿: はる | 2011.01.27 14:33

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