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ボーナス支給について

由来は江戸時代の商家が出した盆暮れの祝儀

「江戸時代の商家は疑似家族」

 江戸時代、商家の奉公は一生働くことであり、店はその場所であって、雇用以上の強い関係で疑似家族であったようだ。そして当時、商家は盆暮れの締めで、業績が良かったときに、今風の「お年玉」として親が子供に渡す感覚で祝儀を出した。きわめて親子感の強いお子づかいと言えよう。これが原点となり、ボーナスの習慣となって、現在に至っている。

「日本は戦後しばらくまで、締め支払いは盆暮れであった」

 以前は良く聞いた言葉、「おかげ様で、ようやく歳が越せます」。この言葉の由来は、最近まで、日本の商習慣では締め支払いが年2回であったなごり。いまだに京都の由緒正しいお店はこのルールを守っている。

「お盆と年越しのボーナス」

 お盆や年越しの支払いに充てるお金として、日本の法人も払い始めたものが現在のボーナスのスタートである。社員が皆安心して年を越せる配慮であった。海外の習慣にはない。ちなみに海外企業の「ボーナス」は、業績に応じた特典・特別手当であり、全員支給はなく、年末に払うこともない。

「人は能力差があり、そして平等である」

 日本人には元々この考えが心にあって、ボーナス支給をすることになったと感じる。スタッフは皆給与がもらえ、その上、利益が出ることで、ボーナスがもらえる。この時、共同体の中に居る秀でた能力の持ち主のおかげで利益が出た、と言う感謝の気持ちを社内皆で持ち合うことが大切であろう。ボーナスの多寡は、社内総意による感謝の量によるもので、感謝量が皆に認められた能力差であり、差をきちんと認め、その能力差に応じ、平等に支払いをする。それが大切だ。

「皆豊かでありたい」

 会社の目的はより近代化するより、より良い社会の実現が優先される。社会が不景気であり、利益が出にくい今の日本にあって、今の経済環境を抜けるために必要なことは、利益が少ないときは能力評価差ではなく、将来に向けての平等な気持ちを大切にすべきであろう。互いに平等で心豊かであれば、より家族的で良い環境が出来る。ドラッガーが言った理想の企業像と思う。

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