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イルカ対カンガルー

反捕鯨団体シーシェパード (朝礼スピーチネタ)渡辺真人

「感情的な言い分」

 シーシェパードの言い分。「イルカは知的な高等生物だから、殺してはいけない。食べるのであれば、家畜を食べれば良い。」賢いから命が重く、賢くなければ、殺して良いとの言い分。おかしい。仏教の言葉を借りれば明確な間違い。命の重さに差はない。かわいいから殺してはいけないは幼稚で感情的な言い分である。こういった低俗なシーシェパードの言い分に対して、私は論争に加わる気はなかった。

「ザ・コーヴ」

 3月7日、第82回アカデミー賞で、和歌山県太地町のイルカ漁を盗撮した映画「ザ・コーヴ」が長編ドキュメンタリー賞を受賞した。一方的視点で残虐性をPRした不公正なドキュメンタリー映画にアカデミー賞を贈ることに不満と不安あり。監督たちの独善正義が出ていて危うい。このため、意見を述べる。

「イルカとクジラだけに目を向けさせるな」

 たとえば、オーストラリアでは、カンガルー増えすぎたと、住民が判断し、沢山殺している。これを取り上げ、カンガルー保護団体を日本で作れば、どうだろうか。シーシェパードを少しは静かに出来るだろう。カウンター情報をぶつけて多くの人の気持ちにシコリが出来ることを避けたい。

「海洋哺乳類の過剰保護」

 もともと、クジラが減ったのは、アメリカ等の鯨油目的の乱獲であって、食用で採っていた日本人やノルウェ人は乱獲までは行かなかったと思う。アメリカでは海洋哺乳類の販売は違法で実刑を受けるそうだが、そのアメリカでもイヌイット人(エスキモー)はアザラシを食べれなくなるとはなっていない。保護視点に筋が通っていない。法治国家としての矛盾がある。

「人間は他の命を頂くことで生きられる。」

 シーシェパードよ。イルカもカンガルーも人間生きるための「業」の被害者だ。植物であれ、家畜であれ、生きて天寿を全うしたい。それを殺して食べるのが人間だ。自分たちの気に入ったクジラやイルカだけの保護を訴えることはやめろ。そして「ザ・コーヴ」ハリウッドアカデミー賞は早急に撤回して欲しい。

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コメント

比較的やんわりとした活動の、グリーンピースの「マグロ保護活動」の動向も気になるところです。建設的でない批判活動は、寒々しい気持ちになるので気に入りません。ユーモアがないです。

投稿: はる | 2010.03.15 09:56

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