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日本基準のガラパゴス化

問題は過剰品質と市場対応遅延 (朝礼スピーチネタ)渡辺真人

「ガラパゴス化とは」

 ガラパゴス諸島の生物界において、生き物が独自進化を遂げた結果、世界の生き物とは異なる独特の進化を遂げた。結果世界の標準的生き物とはかけ離れてしまった。技術界で、これをもじったものが「ガラパゴス化」。

「今の日本の電子技術はガラパゴス化」

 コストを度外視した過剰な安全基準により、市場対応が遅れ、かつ過剰品質ゆえ高コストとなり、世界の技術標準化で日本が孤立する。これを今主に「ガラパゴス化」と言う。ケータイを筆頭に電子技術では世界の置いてきぼりを食っている。フェリカカードなどの非接触IC技術では、イスラエルの技術をいち早く入手したフィリップスが世界標準のタイプAを取得。続いてモトローラがタイプBを取得。その後ソニーは自称タイプCと言って「フェリカ」を世界に押し出すも標準認知されず。世界標準になれない日本の電子技術。これがまさしく「ガラパゴス化」なのだ。

「フェリカ(スイカ等のソニーのカード技術)は世界標準でない」

 世界標準は「マイフェア」と呼ばれる非接触ICカード基準が強い。フィリップスの技術のタイプAは「マイフェア」言われ、ヨーロッパやアジアの標準となった。モトローラはタイプBでUSAと韓国で標準となった。日本標準の非接触ICカードである「フェリカカード」はタイプCと自称している。が、セキュリティは堅固だが、高コストゆえ世界には乗り遅れ、世界認証されなかった。

「電子技術の停滞と日本のこれから」

 技術革新は一般にコンドラチェフの波と言われ50年周期説が有力。現在の電子技術はトランジスタ技術が中心となったデジタル応用品が電子技術の製品となっている。トランジスタは既に50年を超えた。次の技術はまだ市場には出てきていない。当面停滞する中では価格が勝負となる。この業界において、日本は不利な環境である。

「原子力とハイブリッドカーは日本が世界標準となった」

 業界を変えると悲観的ではない。原子力発電の安全基準は日本方式となり、車もトヨタ・ホンダが世界の機制を押さえた。強い方向に産業を持っていくことだ。国の主導権に期待したい。

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