明治創始期の日本政府
柔軟かつ若い組織であった明治政府(朝礼スピーチネタ)渡辺真人
「坂の上の雲から」
20年も前に読んで感動したことと、改めてTVを見て感じることが違う。ただ、全く20年以上の前と同じことを感じた点がある。明治政府は柔軟かつ若い組織であったことだ。たとえば、30歳の秋山好古に騎馬隊編成の全権を任したりしていた。
「最新技術の取り入れ」
軍の編成や基本装備はプロイセン・ドイツ。騎馬はフランス。船はイギリス。明治政府はいいとこ取り。今の中国政府が各国の良い点を無差別?的に取り入れていることと同じである。柔軟である。今の日本では統一がなければ駄目と言って却下されるだけだろう。現代の国際競争に日本は負けると思う。
「明治政府の硬直化」
明治政府が硬直化したのは、よくも悪くもロシアに偶然勝ったことに始まる。勝てるはずのない戦争で勝ってしまったことだろう。装備や数より、精神力だと考えるようになった。理屈で勝てない戦争に勝ったことが理性を欠いた政府となり、やがて第2次世界大戦にいたる。成功体験は組織を硬直化させる実例であった。
「若さには成功体験もタブーもない」
だから、若者は行動できる。現代の日本は賢い若者が増えて、擬似成功体験を持ちすぎているようだ。社会的に縛られていることに気が付いているか良くわからない。元気な若者が減ったように感じる。これは平均寿命が延びた弊害であろう。規制ばかりが目に付く。かわいそうだ。いっそ政府は50才未満と言う制限で創ってみたい。
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コメント
対ロシア戦の「偶然」勝利の意見は司馬遼太郎氏の歴史観を本から抜粋して記載しました。当時の日本も勝てば官軍。と思っていたと感じます。
投稿: 渡邊真人 | 2009.12.24 07:24
日露戦争に関しては偶然では無く、勝つべくして勝ったんです。
「勝てば官軍、負ければ賊軍」!
(あちらは認めてないのですが)
投稿: 加藤 弘之 | 2009.12.23 21:49
今の世、映像にだまされている点では昔よりひどいかも知れない。
投稿: 渡邊真人 | 2009.12.22 16:42
疑似体験で世の中の全てを知ったようになってるなんて、江戸川乱歩の「パノラマ島奇談」の主人公のようですね。
投稿: はる | 2009.12.15 15:21