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銀行ビジネスモデルの限界について

ビジネスモデルの限界 (朝礼スピーチネタ)渡辺真人

ビジネスにも寿命がある。銀行モデルも限界にきた。

「銀行のビジネスモデル」
 銀行の事業は、渋沢栄一翁が1873年頭取に就任した第一国立銀行(現:みずほ銀行)が株式会社として稼動して以来、日本の産業基盤構築になくてはならぬものであります。

「金融制度は必要悪」

 近年の銀行経営者は皆、オーナー意識がなくなり、銀行制度自身が持つ制度悪を認識していない。銀行自身は社会貢献をする事業を育てる立場であって、彼らが乗り込み経営することは出来ません。ほとんどの銀行員は事業運営できない素人であることに気がつかず、お金を貸す法的精神的優位を笠(かさ)に着て、素人が事業経営参入することを近年繰り返しています。銀行事業は必要ですが、こういった動きをする金貸し業は悪と思います。

「人様のお金を預かっている」

 銀行員がよく口にする言葉です。確かに多くの人からお金を預かり、これを運用して収益を上げています。ただし、一般企業も金額や人数が少ないが、同様のことが言えます。この事実に気が付かない銀行員は自分だけが正義の味方と言っていることに等しいでしょう。その上、経営難になると国が救済してくれる甘えが銀行員の行動に見え隠れしています。

「社会的影響」

 事実過去日本では、銀行がつぶれたら社会的影響が大きいと言う大儀名分で、経営内容が劣化し、倒産危機に瀕した銀行を国主導で救済しています。しかし、この世界経済状況において銀行だけを対象にしている時期ではないと考えています。全産業において社会的影響を考慮する時期でしょう。

「亀井静香大臣の言葉」

 戦後日本で初の徳政令(返済執行猶予)を表明しました。3年間の返済猶予をすべての企業に与えて国内産業を守る発言です。今、これをやらないと日本の中小企業は本当に立ち行かない。しかし、銀行は自分たちの特権に関わることで、猛反発をしています。これは過去のビジネスモデルにしがみ付いているから起こる反発です。限界に来た銀行ビジネスモデルは変更すべきです。

「事業と運営する人にお金を出す制度」

 日本の銀行ビジネスモデルに欠けている制度です。近年は投資ファンドが擬似的制度を実施してきましたが、現在日本国内では崩壊しています。事業と運営する人にお金を出す制度が存在していません。イノベーションと人格にお金が出る制度を至急創り、日本人のやる気と創意工夫能力を活かす必要があります。そのためにはまず、徳政令で、銀行の整理をすべきです。

 

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コメント

銀行のトップは社長ではなく頭取といいますが、その呼び方から代えて意識改革も必要なのかもしれませんね。
破綻しても国が守ってくれるような、責任意識が足りないのでしょう。

投稿: たいじ | 2009.09.30 14:37

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