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都議選の結果による政権交代は末期症状

日本の末期?  (朝礼スピーチネタ) 渡辺真人

「ローマ帝国の末期から

 長期に亘り続いたローマ帝国の末期政権の状況と今の日本政権の環境が似ていると感じます。ローマ帝国末期、元老院(今の日本の衆参議会と同じ機構)が、時の皇帝(安部、福田、麻生首相たちの立場)に対して猜疑心の塊となったようで、数年単位で皇帝を暗殺し続けました。暗殺した理由は皇帝は終身権利で交代が出来ないことだったのですが、ともかく結果として、交代をし続けたのです。そして西暦476年皇帝に立候補する人がいなくなり、ローマ帝国は史上から消えました。革命があった訳でも征服された訳でもなく、帝国が消えたのです。

「名前だけのローマ帝国」

 ローマ帝国は崩壊前、帝国を西ローマ帝国と東ローマ帝国に2分していました。そして歴史的にはコンスタンチノーブルを首都とする東ローマ帝国は残った。のですが、ローマを中心とし、イタリアにあった西ローマ帝国が消えたため事実上ローマ帝国は終わったのです。トップの皇帝が消えたため、たくさんの地域政権がイタリアで乱立しました。なお、元老院は、その後100年近く存在はしたのですが機能が失われ、国民は地域政権や侵入者に蹂躙されました。また、東ローマ帝国はその後、イスラム勢力に侵食を受け続け、1000年間、地方小勢力として存在していました。そして1453年コンスタンチノーブルは陥落し、トルコ帝国の首都イスタンブールと呼び名が変わりました。ここに名実ともにローマ帝国は消えたのです。。名は長く残っていたのですが、名前だけゆえ、国民は、搾取、皆殺し等の大変不幸な歴史を背負ったのです。

「今の自民党政権」

 正式軍隊ではない自衛隊、自主権の低い外交権しか持たない日本政権は、もともと世界に向けて対外政策は不安定です。さらに小泉首相以降の自民政権は、内側も弱くなり長期の政権維持が出来ない内輪もめ状態が続いています。昨日の東京都議選で自民党が大敗した結果、国政選挙は内側だけの論議・対応しか出来なくなりました。ローマで起こった歴史は今の日本で繰り返しそうです。

「憲法改定権の修正と首長公選制導入」

 末期症状の日本政権にとっては、民主党に政権交代しても大した差はないでしょう。私は今、憲法改定権(2/3以上の国民同意)の修正しか、末期状態から抜けることが出来ないとここに宣言します。9条の改定など末節問題は今急ぎ論議しなくて良い。まず、憲法を国民の過半数で変えることが出来る仕組みにし、首長公選制導入で大統領制度等を日本に入れることです。今やらなければ、日本国民は皆大変不幸な歴史に組み込まれます。

「参考資料」

 日本国憲法第96条第1項は、憲法の改正のためには「各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする」旨を規定しています。情勢変化に対応できない憲法では国は滅びます。まず、この規定を変えることしか、先はないでしょう。

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コメント

ブログではご無沙汰しております。

以前、ニュースか何かで、今の自民党は、倒産直前の企業に似ているという事が言われているのを耳にしました。
社長が仰っているローマ帝国も、倒産直前の企業も、中から崩壊していった、ということだと思います。
日本という国自体が、ローマ帝国のようにならないように、より良く変わっていって欲しいと思います。

投稿: 安田 | 2009.07.20 21:12

社長のブログは結構な割合で拝見しています。
確かに内容、言おうと思われることに対して感心する事は多いのですが、誠に申し訳ありません、全体に文章が長いです。
せっかく自分の考えを文章的に「結」でまとめられようとしているのにもったいないと思います。

投稿: 加藤弘之 | 2009.07.16 23:14

次の総選挙は自民惨敗になる可能性が高いですね。
そうなると民主党政権が4年続きます。
何が変わるのやら・・・

投稿: たいじ | 2009.07.16 11:13

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