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海賊について 

海賊と奴隷の関わり (朝礼スピーチネタ)渡辺真人

「船のエンジン」

 奴隷制度は古くから人類史には存在していました。動力源が出来た18世紀になるまで、西洋の世界では必要な制度であったのです。とくに海賊と奴隷制度は密着した関係にありました。蒸気機関ができるまで、船を動かす力は風を使う帆船方式か、櫂を使う手漕ぎ方式しかありませんでした。当然風に任せていては海賊が出来ません。そのため、過酷な船のエンジンとして、どうしても奴隷制度が必要であったのです。

「18世紀まで白人奴隷もいた」

 前回述べた海賊に攫われた白人たちが船漕をしていたのです。キリスト教圏の心にはこういった歴史がどこかに刻まれていることを知っておく必要があります。アメリカ大陸では黒人奴隷が居たことは現在でも有名なことですが、近世までは白人の奴隷が居たことを知っておく必要はあります。そして動力源の変化で奴隷は不要となりました。

「アメリカの奴隷制度」

 16世紀以降、船の性能が向上し、アメリカやアフリカにいけるようになった時代に、人口が不足していたスペイン領アメリカ大陸に人を連れてくる考えは、自然発生的に出たことと思います。海賊的行為をベースに、多くの黒人がアメリカに渡ったのです。技術の進化により、動力としての人力が不要となるにつれ、人権思想向上し、奴隷制度は順次解消されていったのですが、肌の色が過去を消すことに時間が掛かりました。しかし、今のアメリカ大統領が肌の色の課題を溶かして居ます。

「人々の階級意識」

 現在でも世界中、過去の精神や価値観を引きずっていて階級問題はまだ消えていません。が、情報社会の進展とともに問題が薄れているような気がします。インドの方に聞くところ、カースト制度は形式化しつつあるようです。やがて、白人の奴隷が居たことを多くの人の心から消えていくように、階級意識や差別がなくなることと信じます。

「海賊」

 動力源の技術向上で奴隷の労力が不要になり、奴隷制度がなくなっていったように、海賊をしても収入が上がらなければ、やがて消えていくものではないでしょうか。この点については今度考えを記載したいと思います。

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