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「SONY」の今後 (朝礼スピーチネタ)渡辺真人

「創立の目的」

「技術者たちが技術することに喜びを感じ、その社会的使命を自覚して思い切り働ける職場をこしらえる」
「日本再建、文化向上に対する技術面生産面よりの活発なる活動」
「非常に進歩したる技術の国民生活内への即時応用」

創業者の井深氏による設立趣意であります。設立から世界を意識したネーニングを取り入れ、松下電器の東京研究所と松下幸之助氏に曰わられながら、ニューヨークに盛田昭夫氏が単身進出し、成功を収めていったのです。そうしてなにごとにも先進性をもって世界ブランドになった会社です。

「経営理念」

「不当なる儲け主義を廃する」
「あくまで内容の充実、実質的な活動に重点を置く」
「いたずらに規模の拡大を追わない」
「技術上の困難はこれをむしろ歓迎する」
「最も社会的に利用度の高い高級技術製品を対象とする」
「一切の秩序を実力本位、人格主義に置く」
「個人の技能を最大限度に発揮する」

とても共感できるすばらしいものです。トリニトロンやウォークマン時代はこの言葉通りの企業であったと感じます。そしてCDをフィリップス社と世界標準にしたことが最後の輝きとなっています。

「なのに?」

 現在、ブランディングでは、サムソン等の海外ブランドに追われ、テレビでは平面ブラウン管以降は液晶技術に出遅れ、音楽ではipotに抜かれ、ゲームでは任天堂に差をつけられ、画像処理半導体は東芝に売却し、ロボット事業もトヨタに売却しています。

「2人の天才」

 通常、1人の天才が現れれば、100億円企業までは作れます。SONYは創業当時、井深氏・盛田氏の2名の天才が手を組んだことで、1兆円を超える企業が出来たと考えています。同様にホンダでも本田氏と藤沢氏の組み合わせがありました。私は、ホンダは今でも日本トップのベンチャーであると思っています。この2社の差は天才の後を継ぐ人材育成に差が出たのでしょう。

「ものつくりからの乖離が原因?」

 私はSONYがまとまりにくくなったのは「ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント」にあると考えています。コロンビア映画を買収した後、会社方向が定まらなくなった。反対に松下(現パナソニック)も同じ道をたどり、映画会社を買収し、転びそうになったが、早期に売却し、事なきを得たと思います。ものを創る人と映画を創る人は考えが相容れないことが原因では。SONYはものつくりに再集約をし、ものつくりに集中することを提案したい。そしていつか、人の意識を人に直接移す技術確立をぜひ目指して欲しいものです。

 

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コメント

【提言】文部科学省 学生の“奨学金”の返済猶予法案(モラトリアム)を
◆就職できず“奨学金”の返済を迫られる学生
 金融不況の影響で、学生の内定率が危機的な状況になっています。とくに奨学金を利用して学生生活を過ごした学生には、待った無しの“返済”が待ち受けているのです。“就職できない、返済は迫られる”では地獄の日々です。奨学金の返済を1年程度猶予するような法案はできないものでしょうか?
◆奨学金モラトリアム法案
 中小企業や個人のモラトリアムと同じように“学生奨学金返済猶予法案”ができれば、学生本人も両親もどれほど安心できることでしょう。
【ご参照】 ●当ブログ記事(09/12/1日付)
 :『就活 「新卒インターン制度」導入で民主党は一括救済を』。
●当ブログ記事(10/2/12日付)
 :『民主党は厚生労働省に新卒未内定者の“一括失業認定”すべき』。

投稿: 人事総務部 | 2010.03.28 21:25

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