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会社を守り、社員の生活を守る

会社経営について  (朝礼スピーチ例) 渡辺真人

「まず、社員の生活を守る」
 会社には多くの問題が起こります。外を見れば、法令・コンプライアンス遵守、社会慣習、反社会組織防御、経済情勢変動、業務上過失・事故、天災、取引関係情勢確認等々。日々の対応だけでも目白押しです。これらの対応を確実に実施し、さらに内側の各種課題を解いて初めて会社を維持し、社員の生活を守ることが出来ます。そしてこれを維持するためにはまず資金がなければ出来ません。よって会社維持資金となる利益を社員全員で稼ぐことが重要です。

「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」
 会社のスタッフは皆日々忙しいことや自分の知らない業務・領域に躊躇することから、なかなか業務が進まないのが世の常です。本人が忙しいと思った先からは新たな取り組みが滞ります。また、知らない領域に少し足を突っ込むと、判らないことが1つでもあれば、創意工夫には気が入りません。まずは自分から、顧客に対して「出来ます。やれます。任せてください。」を率先して言うことから行動の手がかりとなり、やがて顧客との関係を深めます。そして顧客の収益を向上させ、そこでやっと自社の利益が頂けるのです。そのためには、自分の気持ちに勝ち、「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」これが心構えとして重要なのです。

「会社組織」
 組織が事業をするようになったのは20世紀に入ってからです。そのため、今ある組織論もまだ、発展途中です。皆さんは大昔から今の会社組織はあると感じていますが、まだ現在の法人組織は成り立ちが新しく、そして日々変化している仕組みです。大手企業にいると固まった組織ルールがあると思い勝ちですが、実際には変化し続けています。100年に1度の経済環境変化が今世界で始まっています。組織ルールを文章・法令化した役所組織はもう壊していくしかない状況になりました。これからの組織は文章やルールに頼るのではなく、「気づき」による柔軟な組織領域の切り替えがポイントとなります。これからはますます柔らかな発想が重視されます。

「マネージメントの目標」
 会社組織の成り立ち同様、マネージメントの目標は未だ曖昧と思います。マネージメントの父ピータードラッガー氏によると、その目標は、7つに集約しています。
1、顧客が欲求するものを探し提供する「需要取引・マーケティング」
2、新技術・運用、新事業、新商品を創る「革新」
3、製造、流通、サービス等の効率向上をする「生産性」
4、従業員・スタッフの能力向上と働く充実感を満たす「ひと」
5、原材料や部品・部材の入手・調達を行う「もの」
6、「金(経営資金)」
7、「社会責任」
これらを、追求し、会社の組織を状況に合わせて組み上げます。特に今後は社会責任が重視されるでしょう。スタッフが会社存続の目的を理解し、追及していくことが経営として重要なポイントとなります。

「資本主義」
 会社の所有者が「株主」のものではない議論も始まっています。「公益資本主義」論が経済誌等に出始めました。会社は社員や地域社会にとって生きていく場所や資金源であり、特定株主の所有物ではないといった考えです。資本主義自体も100年程度の歴史しか持たない新しい概念です。そのためこれから会社の在り様も変わります。

「経営参加」
 皆が主体的に働くことが会社経営に参加していることなのです。会社組織では、それぞれに役割があり、役職の権限に上下があります。しかし。スタッフは皆、同等の権利を持って会社を維持しているのです。公益資本主義の考えが今後広がれば、今いる会社は働く人たちの生活の場とともに、皆で育てて永続させる器と言われるようになります。


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