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2008年12月

会社を守り、社員の生活を守る

会社経営について  (朝礼スピーチ例) 渡辺真人

「まず、社員の生活を守る」
 会社には多くの問題が起こります。外を見れば、法令・コンプライアンス遵守、社会慣習、反社会組織防御、経済情勢変動、業務上過失・事故、天災、取引関係情勢確認等々。日々の対応だけでも目白押しです。これらの対応を確実に実施し、さらに内側の各種課題を解いて初めて会社を維持し、社員の生活を守ることが出来ます。そしてこれを維持するためにはまず資金がなければ出来ません。よって会社維持資金となる利益を社員全員で稼ぐことが重要です。

「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」
 会社のスタッフは皆日々忙しいことや自分の知らない業務・領域に躊躇することから、なかなか業務が進まないのが世の常です。本人が忙しいと思った先からは新たな取り組みが滞ります。また、知らない領域に少し足を突っ込むと、判らないことが1つでもあれば、創意工夫には気が入りません。まずは自分から、顧客に対して「出来ます。やれます。任せてください。」を率先して言うことから行動の手がかりとなり、やがて顧客との関係を深めます。そして顧客の収益を向上させ、そこでやっと自社の利益が頂けるのです。そのためには、自分の気持ちに勝ち、「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」これが心構えとして重要なのです。

「会社組織」
 組織が事業をするようになったのは20世紀に入ってからです。そのため、今ある組織論もまだ、発展途中です。皆さんは大昔から今の会社組織はあると感じていますが、まだ現在の法人組織は成り立ちが新しく、そして日々変化している仕組みです。大手企業にいると固まった組織ルールがあると思い勝ちですが、実際には変化し続けています。100年に1度の経済環境変化が今世界で始まっています。組織ルールを文章・法令化した役所組織はもう壊していくしかない状況になりました。これからの組織は文章やルールに頼るのではなく、「気づき」による柔軟な組織領域の切り替えがポイントとなります。これからはますます柔らかな発想が重視されます。

「マネージメントの目標」
 会社組織の成り立ち同様、マネージメントの目標は未だ曖昧と思います。マネージメントの父ピータードラッガー氏によると、その目標は、7つに集約しています。
1、顧客が欲求するものを探し提供する「需要取引・マーケティング」
2、新技術・運用、新事業、新商品を創る「革新」
3、製造、流通、サービス等の効率向上をする「生産性」
4、従業員・スタッフの能力向上と働く充実感を満たす「ひと」
5、原材料や部品・部材の入手・調達を行う「もの」
6、「金(経営資金)」
7、「社会責任」
これらを、追求し、会社の組織を状況に合わせて組み上げます。特に今後は社会責任が重視されるでしょう。スタッフが会社存続の目的を理解し、追及していくことが経営として重要なポイントとなります。

「資本主義」
 会社の所有者が「株主」のものではない議論も始まっています。「公益資本主義」論が経済誌等に出始めました。会社は社員や地域社会にとって生きていく場所や資金源であり、特定株主の所有物ではないといった考えです。資本主義自体も100年程度の歴史しか持たない新しい概念です。そのためこれから会社の在り様も変わります。

「経営参加」
 皆が主体的に働くことが会社経営に参加していることなのです。会社組織では、それぞれに役割があり、役職の権限に上下があります。しかし。スタッフは皆、同等の権利を持って会社を維持しているのです。公益資本主義の考えが今後広がれば、今いる会社は働く人たちの生活の場とともに、皆で育てて永続させる器と言われるようになります。


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国立循環器病センターの報道問題

医師の言い分が見えてこない (朝礼スピーチ例) 渡辺真人

「人工心臓治験報道」
国立循環器病センターで人工心臓治験中死亡を受け、遺族不満を表明しました。これを受けて厚労省が調査委設置に動き出します。報道から、抜粋します。
国立循環器病センター(大阪府吹田市)で昨年春、補助人工心臓を埋め込む手術を受けた男性(当時18歳)が呼吸停止に陥った末に死亡した問題で、厚生労働省は18日、遺族側の要望を受けて、第三者による事故調査委員会を省内に設けることを決めた。厚労省が自ら事故調査に乗り出すのは極めて異例。同省医療安全推進室は「遺族に内部調査への強い不満があり、客観的な検証が必要と判断した」としている。

「遺族の言い分;病院信用できぬ」
 この問題で同センターは、内部の検討会で「医療事故ではない」との結論を出している。人工心臓の臨床データを取る治験への協力についても、17日に開いた会見で「家族の同意は得られていた」との認識を示している。これに対し遺族側は「急変時に医師は直ちに対応してくれず、原因の説明も一切なかった。検討会を開いたことすら教えてもらえず、調査は信用できない」と反発。厚労省に(1)治療の遅れが死亡を招いた可能性(2)センター内部の原因究明体制(3)本人と家族の同意も含めた治験の適正さについて、特に調査するよう求めている。調査委は来年1月中にも発足する。

「経過」
 患者は当時18歳の男性。心臓移植以外に助かる道がないとされる拡張型心筋症で、昨年春にセンターに入院した。センターは本人の同意を得て補助人工心臓の装着手術を行った。しかし術後、約2週間で容体が急変。一時、心肺停止となり緊急手術を受け蘇生(そせい)したが、脳へダメージがあり、意識不明のまま約1年後の今年春に死亡した。患者の両親によると、男性が意識不明になった後の昨年秋と今年2月、患者家族に対し、センターが治験継続の同意書に署名を求めた。昨年秋は母親が本人の署名を代筆したが、今年2月は、補助人工心臓装着の副作用として、脳血管障害が報告されたため、母親が「今回のこの文書に記された内容を理解(納得)することはできません」と記して提出し、口頭でも同意の意思がないことを伝えた。しかし、担当の治験コーディネーターや治験責任者の医師は真意を母親らに確認しないまま、治験が継続されたという。以上報道から抜粋しました。

「本音」
 治験と治療における問題と見ます。代筆の患者母親はその当時、治験の重要性を理解はしたが腹に落ちなかったのでしょう。治療をやめることはそのまま死ぬことであります。そこは理解納得していたと思われます。医者の目では患者に負担も掛からないから、「治験データ取得を続けます。」と言ったのではないでしょうか。母親は医者に嫌われることを恐れ、納得せぬまま、同意をしたと見ます。しかし、治験データを取り続けることの価値が納得できなかったのでしょう。よって納得しなかった同意を法的に争い始めたと見ます。

「医師の言い分」
 医者の間では治験と治療を正確に報道が分離していないと感じているようです。ほとんどの医者は人を救うことだけで頭がいっぱいであり、治療にわざわざリスクある新技術は使わないそうです。なぜなら一旦治療に新技術を使えばやめることが出来ない。今回は、心臓移植以外、最新技術に頼るしか救う手立てがない拡張型心筋症です。使わなければならない状況にあったのでしょう。そして新技術を使う以上、確実にデータを取って次世代開発に生かすことが治験の一部分で、重要な医師の業務と言えます。

「報道の無責任」
 しかし、そこを報道は一切触れない。これで調査委員会が制限をつけ、新技術開発が出来なくなれば男性が身を挺して残したデータは生かされず、死んでいった男性が浮かばれないことになります。テレビ出演者が発言したことは後日検証し、世間を騒がせた発言に罰金を科したい。が発言の自由がある。マスコミによって世間は暗くなるばかり。感情のもつれを社会問題にすると、アメリカのように医療訴訟ばかりになり、結局は患者本人が損をすることになります。


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本日の新聞1面を見て感じたこと

経済の裏読み;的中率の低い予想 (朝礼スピーチ例) 渡辺真人

「トヨタの営業損益赤字予想記事」
 本日、中日新聞ではトップ記事、日経新聞では2番目の記事でトヨタの営業損益赤字予想が出ていました。期を照らすように日銀の会議が開かれます。ここでゼロ金利やCP(コマーシャルペーパー)の買取が話されます。トヨタはこの機会に米ドル為替市場への介入をしろ、と圧力を掛けたのではないでしょうか。自分たちは1ドル85円でもやれるが、せめて100円ラインの円相場に戻せ。さもなくば税金は払えない。これを日銀はどのように受け止めるでしょうか。

「素人の意見」
 今世界は金本位制を取っていません。だから政府はお金を沢山印刷して市場に吐き出すことが可能です。印刷して市場にばら撒けば、市場にお金があふれ、経済は活性化します。通常円の価値が下がり円安になります。だから円高の今がタイミングです。今しか出来ない手段に思えます。あわせて、総額2兆円のお買い物券を国から家庭に渡す話があります。この金額に相応する3ヶ月間消費税を免除し、その期間の高額商品の税制免除をすれば、国家の支出は変わらないままで、経済効果が大きく変わると感じます。ただしこの行為により生じる課題は全く検討していません。無責任ながら、思いつきを記載しました。bleah


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新卒採用の浮き沈み

2010年3月卒予定の就活について 渡辺真人

「急に訪れた就職氷河期」
 今年、就活環境はバブル期以後でもっとも学生有利な売り手市場と大きく変わって、厳しい買い手市場となります。2000年前後の就職氷河期の再来と見ています。昨年メガバンク3社と大手証券会社1社で1万人近くの内定を出し、全大学卒業生の2%も4社だけで採用する異常事態は解消されます。。現在の経済情勢では人が余ってくるので、入社後すぐに厳しい洗礼を受けることでしょう。このように無理して超大手に内定した人は過去から同じことを繰り返しています。たとえれば、中学3年間で競争し、学業成績で負けたような人たちとまた同じ土俵に立ち、今度は企業社会で30年競争するのです。学校の競争とは違い今度は卒業する出口がありません。

「入り口が楽ならば後で苦労を背負い、入り口で苦労すれば、後で大きく発展する。」
 長期的には、入り口が容易い時代の人は、返ってこれから社会で苦労をします。かつてバブル期に不動産や証券会社に入った新卒学生はたぶん現在、元の企業には半分残っていないと感じています。事実過去のバブル期入社の多くは苦労してきました。2009年3月採用では4年間バイトばかりしていた学生が、実力を上回る企業内定出来ましたが、こういった学生はきっとバブル期入社の先輩と同じことになると思います。入り口が楽だった時代の就職は多くの人を不幸にしました。反対に就職氷河期に苦労して入った時代の人は有名ではないかもしれない企業で大事に育てられ、現在スキル向上や地位でとても恵まれています。人生は糾える縄のごとし。

「内定取り消し」
 実際に東京大学の学生において、リーマンブラザースに内定していた学生に取り消しが出るようです。このような多くの学生が、「お金」と「企業の有名さ」に動かさたのです。初任給年俸800万円の外資就職一攫千金狙いは2009年春を待たずに崩壊しました。個人的に知っている学生だけにこれをバネに飛躍を期待しています。異常事態が入社前に明確になったことは人生にとってはとても良い機会と感じ、前向きに動いて欲しいと願います。

「女性の活躍」
 今年の就職活動では、女性にとっては男性より厳しい就活環境といえます。就職氷河期の時は新卒女性の3割は正規雇用先がなく、派遣就業となりました。しかし、景気が戻った3、4年前からはこれらの女性にとってはすばらしい可能性が広がりました。実際に今我が社では就職時代に厳しかった女性たちがデータ事業や営業等の中核に座り、すばらしい仕事をしています。私は女性の社会活動拡大に大きな期待を持っています。今年は是非長期視点を持って企業を見て選んで欲しいと思います。

「社会の見方を伝えたい」
 私は昨年の自社説明会にて、「良い会社の見方」「学生と社会人の根本的違い」「ベンチャー企業の定義」「今期就職戦線の特徴」「メガバンクの裏側」等々を話しました。そして3年後程度で起こるといった就職売り手市場崩壊予言が早くも当ってしまいました。これには私も驚いています。毎年、多くの学生は社会経験がないため、企業情報はかなり画一的であり、企業規模プライドと名前だけで会社を見ます。これは当然です。その上、元々人の目を気にする日本的な文化の影響もあり、皆同じ企業を選びます。私は今年もこの状態を変えていきます。機会を持って、社会や企業の見方を、学生の皆さんと話しの中で伝えることが出来れば幸いです。


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派遣労働者契約解除問題について

派遣会社と社員が責任を取るべき問題  (朝礼スピーチ例) 渡辺真人

「派遣労働者の契約打ち切り」
 ここ最近、派遣労働者の契約打ち切りがテレビ・マスコミで話題になっています。事実、今働く派遣労働者の方たちは相当困っています。真面目に働けば、継続できる安心感が崩壊し、契約打ち切りが始まっています。テレビ報道では、一部の派遣先のメーカーに対して訴訟を起こす話題をしていました。行き場のない気持ちを心情的には理解します。マスコミでは契約を切った派遣先企業が悪い印象を映していますが、派遣先企業と派遣している人材派遣企業との契約を打ち切ったのは法人同士の契約事です。契約打ち切りにメーカー等が責任を負う法責任はありません。派遣労働者当人とメーカー等が契約をしていないことを放映せず、社会責任がメーカーにあるように、マスコミが報道するのは本当の問題を混ぜ返し、理解しにくくしていると思います。

「テレビ報道は解決方法を示していない」
 さらにテレビ報道は、暗い生活の悲惨さを強調しています。実態平均より悪い例を報道し、個人の生活実態が見えなくしています。報道では、契約解除された人が自暴自棄で秋葉原事件の方式を取って憂さを晴らす状況になっている、といった雰囲気までかもし出しています。社会不安心理を煽るばかりで、派遣労働者本人に対しては、今後の生活の道筋を示していません。

「雇用責任は労働派遣会社にある」
 まず、今回、もっとも責任があるのは、派遣労働者と雇用契約を持つ人材派遣をしている会社です。メーカー等の派遣先契約企業の多くは自社契約の期間工より大目に費用を派遣会社に支払っています。そして派遣会社は募集経費や家賃保証経費、自社利益を差し引いて自社と契約している派遣労働者に支払いをしているのです。テレビ報道では、派遣労働契約者の手取りは期間工の半分以下と言っていました。寮等の家賃を差し引いた労働者本人の報酬は月に10万円から13万円ぐらいが手取りとなっているようです。つまり、派遣会社は50%以上の「ピンはね」実施してきたのです。派遣会社の営業社員はこの2008年夏のボーナスが史上空前と聞いていました。それゆえ、契約を派遣先に切られた時こそ、派遣会社とその正社員が自己費用で責任を持って、自社派遣労働者の雇用責任を負わなければなりません。

「法規制ではなく、経済制裁で臨む」
 江戸時代、口入業(くちいれぎょう)が多くあり、重要な産業でした。この稼業は人工(にんく)撥ねであったため、人間関係を維持するため、仁厚く、義を重んじ、派遣者の生活責任を負っていたのです。派遣会社は現代版の口入業です。経営者と会社の営業や全て従業員に人工(にんく)を撥ねていた責任を取らせ、人の道に沿った経済負担を負わせれば、この派遣業態問題は相当改まると見ます。日本社会では、雇用に関して、メーカーへの訴訟を持ち出すぐらい契約概念があいまいで不得意です。よって法規制ではなく、派遣会社と社員に経済的な道義責任を取らせた方が世間の皆がわかりやすいと思います。いかなる法を作っても、守る気がない人たちは抜けていくだけでしょう。残った法が真面目な会社を縛り、社会を硬直化していきます。今後、人材派遣企業と正社員・役員個人に対して道義的経済制裁を進めて欲しいと願います。


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正義の危うさ、憎悪による独善は最大の悪

元厚生労働省次官宅襲撃事件から (朝礼スピーチ例)渡辺真人
                                                   
「社会が悪いのは官僚のせい」 
 これは元次官宅襲撃の小泉容疑者の言葉です。数十年前に犬を処分されたことを言い分に元事務次官を殺した「自分にとってだけ正義感の強い人」です。人を殺していながら、小泉容疑者の堂々とした顔写真を見て、「正義が必ず勝つ」社会正義信念が逆転し、自分だけの善、つまり独善と強く感じました。2000年以上昔に記された旧約聖書では、自分の尺度だけで正義を決めることは社会にとって恐ろしいことになると予言していました。旧約聖書のヨブ記(聖書の1部)を少し引用し、小泉容疑者の誤ちを考えます。

「旧約聖書のヨブ記」
 どんな宗教の律法でも長く判りにくい面があるので、覚えやすく判り易い短い戒めにしたことわざ、「箴言(しんげん;訓言のようなもの)」が出来ています。浄土真宗であれば「南無阿弥陀仏」だけ唱えれば良いと言う例があります。この「箴言」で示される宗教の教えの正義だけを守って生きていれば、必ず社会的人間的に正しく祝福を受ける人になれる言葉です。正しい生活習慣を導くものです。しかし、「箴言」はことの本質を見失いやすい欠点があります。ヨブ記はこの欠点過ちを人々に知らしめる物語です。なお、ヨブ記は後のゲーテが書いたファウストに繋がっていると言われています。

「ヨブ記が示した正義」
 ヨブ記の主人公ヨブは、清く正しい敬虔な神の僕でした。日々律法の「箴言」に沿った真面目な生活を送り、財産を蓄え、沢山の子供に恵まれた生活をしていました。このヨブに対して、神とサタンのやりとりの中、このヨブは本物か試すことを、サタンが神に進言したのです。ある日突然、律法に忠実に暮らすヨブに対して試練を与え、心に憎悪を持つか試すものです。サタンの告発は、ヨブが正義をいつも口にしながら、その動機が憎悪であるかを見るものでした。物語では真面目に暮らすヨブに対して神は、ヨブの全ての子供を病で殺し、破産させ、ヨブに重い皮膚病とさせたのです。そしてヨブが、神を恨むか試したのです。

「聖書に一貫してある思想」
 神を信ずるヨブは最後に神に論争を挑みます。最後に出た神の言葉は「お前は私の被造物(造られたもの)ではないか。」
これはヨブが正しいと思っていた「箴言」を守ってさえいれば、「正義が必ず勝つ」のではない。自分で決めた正義(自分の解釈で箴言を守ること)は悪なのであるとする厳しい結論です。絶対は神しか持ちえず、かつ神は利益や応報を保証しない。神だけが絶対意志を持っていると知らしめたのです。この話でよって導かれることは、善は人が決めるものではなく、決めることも出来ないことです。こういった考えは聖書に一貫してある思想です。人間にとって、正義を振りかざすものが悪であり、憎悪」が動機で正義を振りかざす者が最悪であると定義している物語です。聖書において、人がしてはいけない重要な禁止事項です。

「最近の日本は正義が多い。」
「官僚が悪い」という正義が世間でまかり通っています。自分の身の回りの悪いことは全て他人の所為とする人は自分で努力をしていません。が、正義を勝手に創って振りかざしています。私の知る範囲では、官僚の方々の大部分は優秀で社会のために身を削っています。それなのに、世間が正義を振りかざす。そうなると、官僚の方たちも自分の正義を持ち出すしかなくなっているようです。今日本では正義と正義の衝突が沢山起こっているのです。その上、憎悪による正義が広がっています。そのため人を平気で殺す「正義感の強い人」までが出現したのです。憎悪動機の正義が起こした悲しすぎる事件です。

「憎悪動機の正義を哀れむ」
 犬を殺された憎悪が独善の正義を生みました。憎悪の主、小泉容疑者を心から哀れみます。こういった憎悪を動機とする正義は、世の中を悪くしていきます。憎悪動機の正義は持ってはいけない。正義についてもキリスト教では「人間の正義は汚れた下着」と言っています。汚れた下着は着たくないが、最小限ないと困るものです。それが正義です。聖書の時代から2000年以上経ったに関わらず、人の心は成長していない。だからこそ、これから皆、一人ひとりが憎悪や私利私欲を抑えて、正義を振りかざさず生活することを自分達から始めるしかない。自分だけの正義を最小限にすれば、きっと世の中は良くなっていきます。


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