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世界同時株価低下について

プラスとマイナスからの推論(朝礼スピーチネタ)渡辺真人

「メイとマックの魔法の杖;目に見える物件保証の限界」
米国で発生したサブプライムローンは金融工学技術によるリスク分散が実態保証の限界を超えたため、100兆円にもなる損失を生み出そうとしています。金融は本来生活の脇役であり、豊かさを補佐するものでありますが、メイとマックの魔法の杖(ファニーメイ;米連邦住宅抵当公社とフレディマック;米連邦住宅貸付抵当公社、この2社による保証制度)が折れた(両社の株価は年初来85%以上下落している)ため、住宅等の物件担保の保証は今限界です。証券化ビジネスは崩壊します。

「株価の低下;ババ抜きとねずみ講」
証券化ビジネスをババ抜きゲームと見立てた場合、株式市場においてそのジョーカーを皆で回し合っている状態です。さらに株式市場を「ねずみ講」に見立てた場合、株価が上がるためには、株を買う孫ねずみやひ孫ねずみが必要ですが、今、新手のねずみが参加していません。残ったカードはジョーカーだらけ?ジョーカーを嫌って親ねずみが急に逃げるので、株が余って価格が下がり、子ねずみはギブアップ寸前です。ねずみ講理論を基礎としている株式市場では、株価が下がってもいたしかたなし。

「円高」
過去日本の金利が低く、日本円を借りて、ドルやユーロにし、世界で運用をしていた資金が余り、かつドル金利が下がったため、円で借りるリスク回避で日本に円が戻ってきて返済されている現象と見ています。実態経済とは関係なく、ドル金利と円金利が1%しかなくなったため円を買うためと思います。そのため、実体経済である輸入産業は今笑いが止まらないと思います。

「資源安」
原油指標であるWTIや東京ドバイもピークの半分近い価格になりました。資源輸入国の日本にとっては良いことです。日本のマスコミは問題点ばかりアップしていますが、特に電力会社等は円高も加わりうれしいはずです。実際東京電力はこんな環境下でも株価が上がったりしています。

「一番苦しいのはロシア?」
株価と資源が下がって一番苦しいのはロシアと見ます。今回の仕掛け人は2008年8月8日のグルシア進行を見て危機感を持ち、この当りを狙ってユダヤ資本が動いたのではないでしょうか?ロシア株価指数は2007.4.26に最大2487.92ポイントつけた後、2008.8.10には最低761.63まで急落していました。この後9月18日に5000億ルーブルで買い支え発表し、戻していたのですが、2008年10月6日代表的株価指数RTSは前週末終値比19.1%安の866.39となっています。

「ころんでもタダでは起きない」
ロシアを痛めつけて、米国の信用収縮をこのあたりでカバーするとユダヤ資本としては一石二鳥です。今回誰が笑っているか考察すると私の頭ではこの当りが今の落としどころです。ロシアがギブアップすれば株価急落は大体収まってくるのではないでしょうか?


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コメント

■「80後」ホワイトカラーに「別荘貸し切り旅行」が流行―BRICsではさらなる経済発展を、先進国では「新たな社会」にあわせた、インフラ・システム改革を!!

こんにちは。今日の金融危機、いずれ収束します。金融危機や、恐慌など大昔から何回も繰り返されてきたことです。現在では、信用不安を取り戻す措置などが考えられているため、いずれ収束します。しかし、その後が問題です。現在多くの人々の中は「経済・金融」というキーワードで埋め尽くされています。しかし、先進国においてはもはや「経済・金融」だけでは何も変わりません。特に先進国においては社会が変貌しています。もうすでに既存の社会とは全く違った「次の社会」とも言うべき異質な次元の社会に変貌しています。今後、こうした「異質な次の社会」に対するインフラの改革、システムの改革などを実現しないことには、健全な社会を実現することは不可能であり実体経済も健全にすることはできません。詳細は私のブログをご覧になってください。

投稿: yutakarlson | 2008.10.12 13:44

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