« 才と徳 | トップページ | 営業の面白さ »

基軸通貨

ドルが危ない (朝礼スピーチネタ)渡辺真人

「不換紙幣(ふかんしへい)の危険」
ドルは米国政府が通貨供給量を調整し、通貨信用を維持している不換紙幣です。金本位制等の物的交換保証がある兌換紙幣(だかんしへい)と存在が異なり、物的交換保証品のないドルに信用があることが絶対的条件となります。そして勝手に印刷をしない等、信用を守る絶対的なルールが存在しています。ルールの信用が壊れたとき、ドルは「紙くず」に向かいます。

「マネー市場ルールが変わる」
アングロサクソン流では、決まったルールの違法行為には大変厳しいが、自分たちの利益を最大化するために、もっとも都合が良いようにルールや法律を作り変えてしまうことです。そして問題が起これば、起きてしまったことはもうどうしようもない、と言い張り、自分たちの非を絶対に認めません。しかし実際にはもっとも潔くないことが金融市場ではまかり通っています。今回のサブプライム問題の収束場面では、ドルの国際信認が掛かっているので、証券化ビジネスにおいて都合の良い「マネーゲーム」の大幅なルール変更が起こるでしょう。いや、すでに始まっています。

「マネーゲームの結末?」
現在、世界では実態経済をはるかに超える不換紙幣が信用発行され、さらにマネーゲームで25倍程度に増幅しているようで、そのため、お金が余って、いつも投機の対象が必要です。今回、投機の主な対象であった、米国の不動産が崩壊したので、今、余っているお金は石油等に向かっていますが、今後投機マネーが行くとすれば、実態的なものではない先に向かいます。私は二酸化炭素の排出量取引と予想します。もし、ここに今回の収束点が向かえば、一旦問題は収まりますが、2030年までにはきっとこの方式も崩壊します。そうなれば、ドルは「紙くず」になります。

「基軸通貨の見直し」
その時、世界はなにを基軸通貨基準に経済活動をするか、用意すべきと思います。過去世界史において不換紙幣で経済を活性化したのは、モンゴル帝国でした。1236年にモンゴル帝国が歴史上初めての不換紙幣である交鈔を発行したのです。理解者は皇帝ヌルハチとおぼろげに記憶しています。そして1度この不換紙幣経済は崩壊しています。これをまず研究し、基軸通貨において世界が取るべき道を探るときです。


←是非ワンクリックお願いします!

|
|

« 才と徳 | トップページ | 営業の面白さ »

経済・政治・国際(時事)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/170494/42538538

この記事へのトラックバック一覧です: 基軸通貨:

« 才と徳 | トップページ | 営業の面白さ »