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順法精神を壊す法

論語「民まぬがれて恥無し」 (朝礼スピーチネタ)

法律網をかいくぐっていることに誰も恥としない状況を言います。この原因の1つを考察します。もともと守るべき価値が低いことを「法」で縛ることが原因と見ています。守っても致し方ない法律は悪気なく、すぐに破ってしまうから、法遵守の心を弱らせることになって行きます。守りきれない法律は法遵守精神を壊すものです。

「法遵守精神を壊す法」
食管法、外為法、道交法等は悪法の比重が高いと考えます。食管法では消費期限と賞味期限を規定しているのですが、基準がザルであったので、「赤福」「白い恋人」事件を起こしてしまいました。法が守るべき消費者の安全生活においては誰一人「食あたり」なく、実害はありません。よって不要の法と考えます。結果から言えば、食べ物が惜しい気をなくさせ、自分の舌(味覚)を信じる自己責任を放棄させたと思います。ちなみに道徳的に基準をつけるならば「Good Taste Before;美味期限」で良いと見ます。

「後部座席シートベルト着用義務化」
最近施行された最もレベルが低い法として「後部座席シートベルト着用」を義務化した道交法を挙げます。この法を施行した大儀のためにマスコミ操作まで行っていました。後部座席のシートベルトをつけなかった場合、着用と比較し、死亡率が2,5倍とNHKニュース等で報じていました。私の専門が交通流量予測であり、基礎データの読み方次第で結果は誘導できることを身にしみているから言えるのですが、後部座席にてシートベルトを付けていた事故例が比較事例不足となるこの数字については異論があります。警察サイドの勝手なシュミレーションによるデータ操作で人心を誘導している仮想数値と感じます。

「守りきれない悪法」
道交法に沿って、タクシーに乗ることを想定します。「後部シートベルトを付けてください。」と運転手が依頼しても抵抗する方が多いと思います。そして高速道路上で付けていないことが発覚した場合、現行法では運転手が罰則を受けます。おかしい。さらに後部ガラスにフィルムを貼っている車の後部シートベルト不着の検挙を平等にする名目で、車の窓フィルムを禁止する法が出そうです。守りきれない価値の低い法で、大事な順法精神や道徳心が壊されて行きます。こういった法はすぐに破棄すべきです。

「子曰、道之以政、齊之以刑、民免而無恥。道之以徳、齊之、以禮、有恥且格。」
子のたまわく、之を導くに政(まつりごと)をもってし、之をととのふるに刑をもってすれば、
民まぬがれて恥無し、之を導くに徳をもってし、之をととのふるに禮を以てすれば、恥ありて且ついたる。孔子の言葉です。孔子曰く、悪法は掻い潜っても恥じない。道徳を以って規範を作る。これを提唱しています。

社会規則を守らせるため罰則を作る場合、現実に守りきれない社会価値や倫理価値の低い規制は抜け道を探して、法を破ることに平気になります。これを「恥無」と孔子は言っています。守るべきことは法でなく、道徳に照らして運用すれば、規則を「破った場合、恥と感じると昔から言っているのです。道徳精神を作ることが最も大切です。道徳ですべきことに法規制は不要です。

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コメント

法を作った本当の狙いが分かるといいですね。

投稿: 新納康仁 | 2008.07.05 22:45

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