知識の累積効果について
知識の累積効果について(朝礼スピーチネタ)
12月5日の日経新聞の1面記事に、日本の高校生の学力低下が著しいとありました。当日のNHKのニュースではそれに併せて2年後から、理数系の強化をすることになると報道されていました。私が小学校のころは毎週34時間授業でしたが、最近は26時間程度まで減少しているそうで、まずは30時間に戻すそうです。日本もやっと基礎知識の重要性を再認識したようです。
「考える教育」
日本ではゆとり教育が導入され、詰め込み教育(この言葉がよくない)を排除をした成果が日本の高校生の学力低下として現れただけと考えています。教育とは基礎知識の上に人間性を構築するものと見ています。トップに躍り出たフィンランドは基礎教育を幼稚園時代から徹底し、「考える教育」をしているそうです。幼稚園から予習・復習し落ちこぼれを減らしているらしい。
日本でも子供時代に「什の掟」のような生活規範に沿った厳しい時間を持った生活を身につけ、修練すれば、学力低下は止まり、再度向上するでしょう。
「国語がもっとも重要」
知識は累積効果がとても大きく、、その中でも国語がもっとも累積効果があり、かつ重要です。なぜならば文章読解力や文章応用が低いと問題の意味すらつかめないことになります。日本の学力が高い理由の1つは非常に表現力の高い日本語が存在していると考えます。これに知識の累積が加わり、数学、理科のイメージを重視する学科が理解出来るようになるのです。
「知識の累積効果」
さらに、知識累積が重要に見えない学科も実は相当な累積効果があると思います。
たとえば、歴史。学校で習った程度では海外の人々の生活様式や行動規範になにが影響したか、さっぱりわかりません。年号の暗記が主では事件の発生要因が「腹」に落ちないのです。1例として、1492年にハイデルベルグによって印刷技術が出来、当初聖書を印刷していました。しかし284年後、印刷物によって中産階級に知識が波及し、法についての新見解「自由・平等・人権尊重」が広がり、バスチーユ襲撃の知識累積効果を生み出しました。
この時代までのヨーロッパは王族が皆親戚で、その距離感で戦争ごっこをし、平民を搾取していました。それを破る知識が民衆に入ったことでおきた事件でした。歴史では事件やその要素を覚えることが多いですが、事象の連携が見えた瞬間に歴史が生き生きとイメージ出来ます。宗教感、歴史の周辺情報を積み重ねていくとある日歴史の流れを感じるときが来ます。
たとえば、英語。文法など適当にわかっていれば、わからない英単語をひたすら積み上げ記憶した累積成果で、ある日突然、相手が言っていることが聞こえることが体験できます。これを味わった人だけが英語を道具として使えています。
本題と関わらない余談。美術。本当に才能ある子供が凡人先生に握りつぶされた例を耳にしました。非常に色彩感覚の優れた子が、感じたままに空を黄色で描いたら、結果通知表は「2」でその子は美術嫌いになり、1つの才能が消えた実例を聞かされました。これは教師要因による阻害です。
「余談」
現在、就職活動している学生のみなさんへ。企業訪問も沢山行って知識の累積をしてみましょう。、ただし目的を持たないと、意味がありません。確認点を持つと視界が変わります。見る点は大きく6つあります。「安定性」「収入」「キャリア」「成長性」「生活尊重」「労働時間」この6つが同時に成り立つことはありません。わが社では面接に来た学生に対して企業を選ぶ・見る6つのポイントを少ない時間の中で出来る限り教えています。知識の累積効果で企業の選定が変わリます。興味があれば、ぜひ来社ください。
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