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世界バブルと日本人のやる気について

朝礼スピーチネタ;世界バブルと日本人のやる気について

 前回のブログで記載したマニラの大発展に興味を持ち、世界の近代化について人に聞いたり調査しました。その範囲で言えることは現在世界的にリアルなバブルに入ったと言ってよいでしょう。石油収益をバックとしたドバイを筆頭に世界的にバブルの様相を呈してきたと感じます。中国は言うに及ばず、ロシアからVISTA、ASEAN諸国まで活況です。今までマンションや大型ショッピングモールと縁が遠かった世界の発展途上国首都ではマンション建設が急激に増えています。

 先進国での実需経済モデルがより洗練され合理的にかつ効率的に導入され始めたことが原因と感じています。そして大発展を遂げる中、現地の若者が相当強い「やる気」を持ち、マンションや新製品を手に入れる努力をしています。

 ここで少し話しを変えます。日本は2016年に本当の経済転換期を迎えます。
1、日本全体の購買力がこの年を境に減少に転ずる。
2、資源の問題で世界同時成長路線が止まる可能性が高い。
3、ゆとり教育を受けた若者が社会の中心に成ってくる。

 暑さに耐え、寒さを凌いでいた世代は実物の目標が沢山あったと思います。目標が明確ゆえ「やる気」もありました。とても豊かで安全で整備された社会が現在の日本にはあり、そしてそれが当然となっていて豊かさに気がつかない人が増えています。エアコンが行き届き、夏に冷房、冬に暖房、いつでもお湯が出るシャワーを浴びている人間には頑張って向上する意識を持つことは難しいでしょう。当然目標を持ち頑張っている若者は大勢います。しかし大方のゆとり教育を受け、豊かな生活に浸かった若い世代に「やる気」を起こすことが困難です。急に「やる気」に成れと言ってもその言葉は心に響かないと思います。目標も見つけにくいことでしょう。

 たとえ話しとしてイソップ物語「アリとキリギリス」のキリギリスは戦後日本ではアリが冬に助けることになっていますが、世界146カ国では、アリは餓死したキリギリスを食べたということが主になっているようです。ちなみに日本でも江戸時代のイソップ物語では「セミとアリ」となっていてやはりセミは冬に何ももらえていません。世界の常識では奢者必衰の教えになっているのです。こういった考えを持つ若者と日本人は競争するのです。

 自宅にエアコンとシャワーを付けたい世界の若い人間が「やる気」を持って動き始めます。競争する相手は世界のやる気ある若者であることを知ってください。

 今後、世界経済は実需がある程度行き渡り、ファイナンスバブルが作る本当のバブル発生まで3年程度は安全でしょう。日本の大手企業はこの世界バブルで当面収益を維持すると見ています。そして、世界バブルために世界経済における日本の影響力が確実に低下します。過去の豊かさも使い切ることでしょう。 それでも自分の近くにいる人間には後10年を切った時間ですべきことを伝えようと思います。各個人には能力の向上と人生視点の深遠化を重視させます。なぜならば文化・歴史は発展途上国には追いつかれません。そして今豊かなのは過去の人々が残した財産を使っていることを知ってこの上に積み上げることをして欲しいのです。

 2016年、後10年を切った時間で日本はなにが出来るでしょうか。ご意見ください。


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コメント

成長や価格上昇が実需に基づく限りバブルとは言えないと思います。
過去の日本のバブルは「乗り遅れたくない」という人間の焦燥感が引き起こした一面も否定できません。
世界の他の国がどうであっても我々は自分の足元をしっかり見つめ、自分の頭で考え、自分の足で歩くようにしなければならないと強く感じます。

投稿: 新納康仁 | 2007.08.09 09:05

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