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銀行改革;信用保証協会の制度変更について

銀行改革;信用保証協会の制度変更について

 一般の方には関係が少ない話題ですが、創業者や中小企業にとっては相当厳しい改革が今進 んでいます。今日本には各県や政令指定都市に信用保証協会が設置され、銀行の単独保証が厳しい中小企業の融資保証を実施しています。実際非常に多くの中小企業はこの制度融資の資金で会社が運営されて日本の経済底上げをしているのです。近年小泉政権下、それまで10割国が補償していた信用保証枠を5%から1割程度銀行に保証させることを始めています。銀行の自己責任を強化する目的自体は理解が出来るのですが、実際のリスクをかけられるのは結局立場の弱い中小企業です。さらに今後2割を銀行に保証させ、健全な融資を進める方針を政府が実施する方針が出てきておりますが、そうなった場合、以下の課題が発生すると予想しています。

 まず、資金余力のない企業や創業期企業に対しては審査が厳しくなると予想されます。銀行は金融監督庁指導もあり、特に財務指標の弱い企業への融資については引き当て原資保全を最優先します。銀行の引き当て策としては主に2つの方法が予想されます。
1)歩積両建方式で引き当て原資に当たる預金担保を取る。
これは近年減少傾向にある手法ですが、もっともベーシックな保全方法です。課題は過去1度預金を抑えたらいかなる話をしても銀行として取引がある限り解除に応じにくい点です。中小企業に対して「優越的地位の濫用 」等の法令の意味を解さない銀行担当が今だいることも問題を大きくしています。
2)第三者保証の強化
この要請は経営者にとってつらい要請です。親兄弟や親戚をリスクに巻き込む精神苦痛が大きいです。さらに肉親で保証不足な場合、長年の友人にも依頼することになることが、世間での修羅場の原因になって居ます。当然返済が滞れば友人に大きな実害と精神苦痛を与え人間関係が悪くなりますが、借りないと会社や事業は消え去る。本当に精神的苦痛を持つ制度です。自分自身、なんども友人の保証をしたことで無益なお金を払い、そして友人を失っています。日本からこの保証方式を厳禁にしてもらいたい。

 私は素人ながら、ここに4つ提案します。現在の銀行は貸し倒れリスクの引き当てが必要です。このため、8割保証であれば、中小企業に対して2割を引き当てすることになります。
1)総枠を1,25倍にして2割の歩積両建を公式に認める。両建てについては、残高の2割以上は企業の意志で自由に使えることを文章化する。両建てした場合、貸出金利は80%程度に下げる。
2)引き当てリスクの金利反映を認め、両建てでない場合、金利上積みを公式に計算に入れる。ここに銀行利益を入れない計算をさせることが重要です。
3)保証協会100%保証ならば、短プラより金利を下げさせて、8割保証の方が銀行にとって利益が上がるようにする。現在100%保証の金利が高すぎるので、ここを思い切り下げる。そうすれば制度融資の本来目的にもかないます。
4)融資が無事完済したら、保証協会から銀行にバックマージンを出す。ただし、銀行は収益の前取りが好みであり、後からの収益は自己評価になりにくい。昔は保証協会の預金バックもあったが、今は預金の価値が低い。また、制度融資のバックが今も生きているかわからない。そのためこの提案は私の理想でありますが、強い力で誘導できれば銀行も変わるかも知れまません。

 これまでの保証協会による制度融資は優れた方法と考えます。また私自身創業期、大変お世話になりました。銀行にも企業にも良いこの制度を再評価し強化して欲しいものです。

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