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歴史においての基礎知識 2

太陰暦における誕生日と記念日の概念

太陰暦の時代、正月が毎年変動するため、一般庶民は正確な誕生日を補足できませんでした。
当然、武士以下には苗字もなく戸籍もありません。
そのため、皆お正月が来ると1歳年を取る方法で年齢を数えていました。これが「数え年」です。皆でおめでとうを言うことが今の明けましておめでとう。となりました。
一休和尚の俳句「元旦は人生の一里塚 めでたくもありめでたくもなし」はこの日皆1歳年を取る日であったのです。
よって、七五三も成人式も一切を当時はまとめてお祝いしたと思われます。
やっと明治時代になって、全国民に戸籍を作り、太陽暦を採用したので、数え年が意味をなさなくなり、節目のお祝いを別に運用することが始まり、実施の日を奇数月の奇数日に分散したのが始まりです。
成人式を陽(奇数は縁起が良いため)の1月の15日(満月の日)、
敬老の日を陽の9月15日(満月の日)、
七五三を陽の11月15日(満月の日)と分け始めたようです。
お盆はちなみに8月15日(満月の日)です。
近年、祭日を移動させる法案が通り、各陽の満月の節目を無視した祭日となりました。
本来の意味から遠ざかる運用が目立ちます。
もともとある心=文化価値は消えてしまいそうです。

次回は宗教における暦を題材にします。


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